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なぜ「沖縄」に創ったの?

「毎日」「日常」から少し離れる「非日常の世界」の場を創るため、その場所探しにはとても時間を要しました。関東には?千葉県の海岸沿いの別荘地にも伺いました。関西には?香川県の小豆島に雪降る中、伺いもしました。その他にもいろいろと、探し、伺いましたが、なかなかめぐり逢い、はありませんでした。沖縄県も他案件の出張の際の空いた時間に、レンタカーをお借りして、あちこちに伺いました。

それでも、最後の決め手は「人との出逢い」でした。もちろん風光明媚も大切ですし、予算も重要ですが、最後はその地の「人」でした。それが、「Hope&Wishバケーションハウス青と碧(あお)と白と沖縄」の沖縄でした。

沖縄県恩納村真栄田、という地名にあります。気候は亜熱帯地帯気候に属しますので、それだけでも「非日常」だと言えます。

沖縄は、北海道もそうですが、「国内旅行・人気ランキング」では、常に1位か2位です。人気もとても高い場所です。海の青さ、大きな空、満天の星、優しくも厳しい風も…、大自然の沖縄です。自然の中に、私たち人間がいて、いさせてもらっていると実感できるほどの大きさをもつ大自然の沖縄です。そのような中にいると、ふと、私たち人間、私の小ささや非力さに痛感させられて、 “そんなに悩まなくてもいいよ”と逆に安心させられて、そのささやきが聞こえ、返ってくる感もあるくらいです。非日常の中に置かれて初めて、私たちには「見えてくる」「気づかされる」ことが多くあります。

沖縄、琉球の国。「ゆいまーる」のこころ、がふつうにあります。「ゆいまーる」とは、沖縄の言葉で「助け合いのこころ」のことです。「ゆい」は「結う」からの由来で一緒に、との意です。「まーる」とは「順番」との意で、その精神の由来は、農作物の収穫時などに皆で順番に協力協働して手伝って、皆で収穫して仕事を成していったことから来ているそうです。それが当たり前になり、生活すべてのこと、悩みも悲しみも“ゆいまーる”、皆でともに成していこう、との精神が根付いたとも言われています。それは、いまでも、沖縄の若い世代の方々と話していても、“我が誇り”のように「ゆいまーる!」と合言葉のように発して、一緒に、それがふつうに、動いてくれるのです。先日も、新型コロナ感染拡大の予防のため、と言って消毒剤を大きなポリタンクに入れて、自家用車で持参して下さった方がいました。御礼を言うと、大きな笑顔といっしょに「ゆいまーる、です。。」と一言。

このような「沖縄」のふつう、です。

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