私たちが大切にしていること

・「Luxury, but Nice(華やか?!、だけど心地良い)」

施設の設計は建築家の中村拓志氏にお願いさせて頂きました。周囲の自然と一体化させて周囲の、そのまま、を大切にする建築家、中村拓志氏の細部に渡るこだわりの世界を堪能ください。それは建物のみならず、庭園の草木、位置に至るまで協力頂きました。特に建物中央の「SUIBAN（水盤）」の流れのある演出や客室からの「風突」の吸い込まれそうな世界観は圧巻、という以外は言葉が見当たりません。しかしながら、LUXURYを極めるならば、国内屈指のリゾート県、沖縄には立派な施設、ホテルも多くあります。華やかさを求めるなら、他のホテルでも有数の有名ホテルなど素晴らしいところがあります。私たちは、それだけではなく、むしろそれ以上に「心地良さ」を重視しました。自然の色、風、音、香り、流れ…その全てを、誰にも他にも邪魔されることなく、感じて頂きたいと思っております。空の色、海の流れ、透明度、そして風のささやきや鳥や虫たちの鳴き声。。そして、畳に素足で触れ、畳に座って食事を食す時間。その全てがあなたを自然感覚に戻してくれ、思わず「いいね♪」と心地良く、呟きたくなります。

・「Covenient, but Discover(便利?!, だけど見つめ直し)」

最新の設備の建物なので、センサーで照明が灯されたり、トイレの水洗も全て自動で流してくれます。各部屋の風突の先端の天窓も、スイッチ一つ、全自動で開閉できます。しかし、2階建ての建物なのに、エレベーターが無かったり、全てにスロープがあるわけでなく、階段の場所もあります。全館冷暖房ではなく、一部、敢えて外の風と光を取り込みたかったため、一部、開いている場所もあります。そのため、自然の虫さんたちの出入りも一部、許可？をしているため、時には蝶が舞い込んで来る時もあります。でもあの宮崎駿の映画の世界と同じで、みな、いのちあるもの、それぞれの顔や家族があって、いのちがそこにあります。最新の設備があって、便利な部分ももちろんあるのですが、ここは、むしろ、その「見つめ直し（DISCOVER）」を考えさせてくれる場所です。なんでも「便利」になるだけの方向やスピードではなく、そうでないからこそ嬉しいと実感できることがあります。その見つめ直すことやそれに気づいた時の充実感は、何事にも代えられないものがあるはずです。現実を、日常を離れて過ごす、ここ沖縄ならではの時間が、あなたの毎日、日常を見つめ直す時間に変えてくれます。

・「Chance(出逢い)」

最大の「たいせつ」にしたかったことは、「出逢い」です。出逢いには3種類あります。一つは、「自分自身」との出逢い。日常の忙しさに忙殺されている毎日だからこそ、あなた本来の「自分」に還り、その姿に出逢って欲しいと願っています。そして二つ目に「新しい他人」との出逢いです。沖縄のここ、恩納村には、とてもユニークな人々多くいます。もちろん沖縄生まれで沖縄育ちの「島人」も素敵です。また、沖縄に移住してきた方も多くいらっしゃいます。パン屋さん、シーサーを自身の感性で創る職人さん、沖縄野菜に魅せられて研究家になられた料理家さん…など、そのライフスタイルも様ざまです。他人の姿、時間の過ごし方、視点、生き方を目の前で魅て、話して、、、見つめてください。そして三つ目が「この日本、地球、時、時代」との出逢いです。非日常の世界だからこそ、いま、のあなたを魅つめなおして、この日本、地球、時、時代を感じながら、これまでになかった出逢いを通じて、あなたの「CHANCE」を体感してみてください。