建築デザイン

設計は、日本を代表する建築家、中村拓志氏。
自然の中に溶け込むように彩られた沖縄赤土色の建物。
隠れ家のような空間が拡がります。
私たちは「島の風」を魅せ、感じてもらえたらと願い設計をお願いしました。

天井を低く抑えた客室中央には、風の煙突(風突)と高窓があり、
島の気持ち良い風が吹き抜けていきます。

一階中央に位置する SUIBAN(水盤)にも、
島の風が海から山から、その日の自然にまかせ、通り抜けていきます。

SUIBANに、一日のうち、ほんの一時、
太陽光が入り込み、その水面に反射した水紋が天井にキラキラと揺らめく光景も島の風を魅せてくれます。